japan-ir-search
MCP server enabling full-text search of Japanese corporate IR filings (EDINET) via AI agents, supporting local SQLite FTS5 indexing and hosted beta API.
README
japan-ir-search
AIエージェントから日本の企業IR開示書類をテキスト検索できる MCP サーバー。
EDINET(金融庁)の有価証券報告書・四半期報告書・臨時報告書・大量保有報告書などをダウンロードし、SQLite FTS5 でローカルに全文検索インデックスを構築します。Claude Desktop、Cursor、VS Code Copilot などの MCP クライアントから直接利用できます。
🚀 ホスト版(ベータ公開中・APIキー不要)
セットアップ不要で試せるホスト版を Fly.io 上で公開しています。よりステップバイステップの手順は ランディングページ をご覧ください。
- エンドポイント:
https://japan-ir-search.fly.dev/mcp(Streamable HTTP) - 収録範囲: 直近2年分・全18書類種別(全上場企業 + 投信・REIT・外国会社等 6,984 提出者 / 約 55,000 件)
- 認証: 不要(ベータ期間中)
- 更新: 日次バッチで追記
⚠️ ベータ運用に関する注意
- 個人運用の実験的サービスです。無保証・予告なく停止・破壊的変更あり。
- アイドル時にマシンを停止する構成のため、初回リクエストは数秒のコールドスタートがあります。
- 業務利用・ミッションクリティカル用途にはローカル構築(後述)を推奨します。
MCP クライアント設定例
Claude Desktop (~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json / Windows: %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json):
{
"mcpServers": {
"japan-ir-search": {
"type": "http",
"url": "https://japan-ir-search.fly.dev/mcp"
}
}
}
VS Code (.vscode/mcp.json またはユーザー設定):
{
"servers": {
"japan-ir-search": {
"type": "http",
"url": "https://japan-ir-search.fly.dev/mcp"
}
}
}
Cursor (~/.cursor/mcp.json):
{
"mcpServers": {
"japan-ir-search": {
"url": "https://japan-ir-search.fly.dev/mcp"
}
}
}
設定後、AI に「ソニーの最新の事業等のリスクを見せて」「半導体サプライチェーンに言及してる企業を探して」のように聞けます。
何ができるか
既存の EDINET MCP サーバーは財務数値の取得に特化しています。 このツールは有報の「テキスト」を検索対象にする点が異なります。
❌ 既存ツール: 「トヨタの売上高は?」 → 45兆953億円
✅ これ: 「半導体サプライチェーンリスクに言及している企業は?」
→ トヨタ: 「半導体サプライチェーンリスク、地政学的リスク...」(事業等のリスク)
→ ソニー: 「特定サプライヤーへの依存...」(事業等のリスク)
MCP ツール(5つ)
| ツール | 説明 |
|---|---|
search_filings |
有報テキストの全文検索(セクション・企業名フィルタ対応) |
get_filing_section |
書類の特定セクション全文を取得 |
list_indexed_companies |
インデックス済み企業の一覧 |
get_index_stats |
インデックスの統計情報 |
compare_sections |
2つの書類の同一セクションを比較(新出/消失キーワード検出) |
検索可能なセクション
- 事業等のリスク — リスク要因の記述
- 事業の内容 — 事業概要
- 経営者による分析(MD&A) — 経営成績・財政状態の分析
- コーポレート・ガバナンスの状況等
- 経理の状況
- 全文 — 上記に分類されない部分を含む全テキスト
対象書類(18種別)
主要(HIGH): 有価証券報告書、四半期報告書、半期報告書、臨時報告書 + 各訂正
準主要(MEDIUM): 内部統制報告書、公開買付届出書/報告書、意見表明報告書、大量保有報告書 + 各訂正
セットアップ
1. インストール
git clone https://github.com/tamcho113/japan-ir-search.git
cd japan-ir-search
uv sync
2. EDINET API キーの取得
EDINET で無料登録し、Subscription-Key を取得してください。
export EDINET_API_KEY=your_key_here
3. インデックス構築
# 直近1年分(約2GB、2〜3時間)
uv run japan-ir-search build
# 直近3年分、全種別(約18GB、20〜30時間)
uv run japan-ir-search build --years 3 --doc-types all
# 主要種別のみ(有報・四半期・半期・臨時のみ)
uv run japan-ir-search build --years 3 --doc-types high
# バックグラウンド実行(推奨)
nohup uv run japan-ir-search -v build --years 3 > build.log 2>&1 &
tail -f build.log
中断しても再開時にインデックス済みの書類はスキップされます。
4. MCP サーバーとして使う
uv run japan-ir-search serve
Claude Desktop・Cursor・VS Code 等での MCP サーバーの設定方法は各クライアントのドキュメントを参照してください。サーバーコマンドは上記です。
設定例(共通パターン):
{
"command": "uv",
"args": ["--directory", "/path/to/japan-ir-search", "run", "japan-ir-search", "serve"],
"env": { "EDINET_API_KEY": "your_key_here" }
}
CLI
# 検索
uv run japan-ir-search search "半導体 サプライチェーン"
uv run japan-ir-search search "M&A 買収" --section risk_factors
uv run japan-ir-search search "ESG" --company トヨタ
# 統計確認
uv run japan-ir-search stats
# MCP サーバー起動
uv run japan-ir-search serve
使い方の例
MCP クライアント(Claude等)にこう聞けます:
- 「地政学リスクに言及している自動車メーカーを探して」
- 「ソニーの事業等のリスクを見せて」
- 「トヨタの前期と当期でリスク記述がどう変わったか比較して」
- 「臨時報告書でM&Aに言及している直近の書類は?」
- 「大量保有報告書でアクティビストの動きがある企業は?」
アーキテクチャ
EDINET API → ZIP DL → HTML抽出 → セクション分割 → SQLite FTS5 (trigram)
↓
MCP Server ← Claude/Cursor/VS Code
- SQLite FTS5 (trigram): 日本語テキストを文字 n-gram で全文検索
- ローカル完結: 外部サービス不要。DB ファイル 1つで動作
- レート制限対策: 0.8秒間隔 + 429/5xx 指数バックオフリトライ
ストレージ目安
ローカル構築時の DB サイズの目安です。FTS5 インデックス込みのトータル。
| 範囲 | 対象 | DB サイズ | CLI オプション |
|---|---|---|---|
| 直近1年 | 有報・四半期・半期・臨時 + 訂正 (HIGH 8種) | ~3GB | --years 1 --doc-types high |
| 直近1年 | 上記 + TOB・大量保有・内部統制等 (全18種) | ~7GB | --years 1 --doc-types all |
| 直近2年 | 全18種 | ~14GB ⚡実測値 | --years 2 --doc-types all |
| 直近3年 | HIGH 8種 | ~9GB | --years 3 --doc-types high |
| 直近3年 | 全18種 | ~21GB | --years 3 --doc-types all |
ホスト版の現在の収録: 直近 2 年 / 全18種 / 全上場企業 + 投信・REIT等 6,984 提出者 / 約 55,000 件 / 14GB
書類種別の詳細は対象書類を参照。
データについて
EDINET(Electronic Disclosure for Investors' NETwork)は金融庁が運営する法定開示書類の電子開示システムです。API 利用は無料(要登録)。開示データは公共データライセンス 1.0 に基づき提供されています。
ライセンス
MIT
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